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 【 粉体物性図説 第三版 】
粉砕は粉を作る方法として太古の昔から行われている。最近では、粉砕、微粉砕に関連する操作で、メカニカルアロイングやメカノケミカル効果を利用した材料開発や廃棄物処理などへの応用研究も盛んである。一方、粉砕によって作られた粉はそのままでも用いられるが、ふるいなどによる分級・整粒し、限定した粒径範囲とすることなどが必要な場合が多い。特に、サブミクロンサイズの微粉体の大量製造に対する要望は、例えば、ファインセラミックス製造分野で強く望まれており、高精度な分級・整粒操作に対する分かり易い解説が望まれている。最近は粉体の表面改質技術が進歩し、粉体の流動、混合、吸着などの諸特性制御を可能にしている。粉体工学会では、紛砕、分級、表面改質操作に置けるグループ会が活発な活動を展開しており、情報発信源としての役割を果たしてきた。

A4版 700頁 上製本
定価 38,000円(消費税別)
PDFによるページサンプル
ナノ材料研究者・技術者必携の粉体事典。

 「粉体物性図説」は1975年に出版され、他に類例を見ない粉体材料資料集として大きな反響を呼んだ。時代の要請を受けて、1985年に改訂増補版が刊行されたが、ここ数年は絶版状態であった。しかし「粉体物性図説」に対する人気は根強く、このたび出版社からの強い要請もあり、粉体工学会・(社)日本粉体工業技術共編として、改訂第三版を刊行する運びとなった。
 改訂にあたって、旧版の「物性編」を「図説編」に改めたが、内容的には初版の編集方針を踏襲し、図説のスタイルは同じにして新材料粉体を大幅に加えた。旧版の粉体についてもできる限り内容を更新・補強していただくよう執筆者にお願いしたが、旧版の出版から20年近い年月がたっており、旧執筆人と連絡が取れないことも少なくなかった。このような粉体の中で必要なものは旧版のままで残してある。
 改訂第三版では、その後、粉体工学会編の「粉体工学便覧」などの成書が出版されていることもあり、旧版の「総論」の部分は廃止し、「測定技術編」をより実際的な内容として、「粉体物性編」とした。また「粉体物性編」の中に新たに「粉体と健康および環境」という章を起こした。
 編集方針は編集幹事会でご議論いただき、材料粉体の選択・執筆依頼は編集委員をお引き受けいただいた各業界分野の方々にお願いした。また「粉体物性図説」の生みの親であり育ての親である荒川正文先生に編集顧問をお引き受けいただき、全面的なご指導ご協力を賜ることができたのは幸いであった。
改訂第三版も旧版同様皆さまのご要望にお応えできれば幸いである。

名古屋大学大学院 工学研究科 教授 椿 淳一郎



編集委員会

編集委員長
椿 淳一郎
名古屋大学大学院工学研究科  教授

編集幹事長 内海 良治 (社)日本粉体工業技術協会  企画委員長
編集幹事 飯田 耕太郎 名城大学薬学部 助教授
編集幹事 山東 睦夫 (独)産業技術総合研究所 副部門長
編集幹事 高橋 実 名古屋工業大学 教授
編集委員 伊藤 明男 共立マテリアル(株) 顧問
編集委員 小沼 栄一 太平洋セメント(株) 嘱託
編集委員 伊永 孝 (株)白石中央研究所 所長
編集委員 佐々木 正元 三井金属鉱業(株) 企画部長
編集委員 鈴木 昭明 (社)日本粉体工学技術協会 標準粉体担当
編集委員 砂田 久一 名城大学薬学部 教授
編集委員 田中 謙次 (株)村田製作所 開発部長
編集委員 檀上 和美  名城大学薬学部 教授
編集委員 山田 幸良 (株)日清製粉グループ本社 グループ長
編集委員 横山 豊和 ホソカワ粉体技術研究所 所長
顧問 荒川 正文



第1編 粉体物性編
1章 粉体物性の測り方
1.1 試料の取り方 
1.1.1 はじめに
1.1.2 粉体のサンプリング(抜き取り)操作
1.1.3 粉じん・媒じんのサンプリング操作
1.1.4 用水・廃水等、液体中の粒子の捕集
1.2 粒子径分布の測り方と表し方
1.2.1 粒子径の定義
1.2.2 粒子径分布の表し方
1.2.3 試料調整
1.2.4 測定法
1.3 粒子および粉体の密度測定
1.3.1 はじめに
1.3.2 粉体の密度とは
1.3.3 粒子密度の測定方法
1.3.4 かさ密度
1.3.5 造粒物の見掛密度
1.4 粒子形状の表し方
1.4.1 粒子形状の表す記号
1.4.2 粒子形状の定量的表現
1.4.3 総合的な指標
1.5 粉体比表面積の測り方
1.5.1 比表面積の定義および粒子径との関係
1.5.2 表面積の測定
1.6 粒子表面および構造の測り方
1.6.1 粒子表面の物性
1.6.2 粒子表面の測定
1.7 力学特性の測り方と表し方
1.7.1 粉体層の力学
1.7.2 摩擦特性
1.7.3 付着・凝集特性
1.7.4 流動性・粉流性
1.8 化学組成の測り方
1.8.1 はじめに
1.8.2 公定法の例
1.8.3 機器による粉体の直接分析とその問題点
1.8.4 化学的前処理を用いる微量成分分析
1.8.5 おわりに


2章 粉体の健康および環境
2.1 粉体と健康
2.1.1 はじめに
2.1.2 粉体の身体への侵入と沈着
2.1.3 呼吸器官に沈着した粉体の排泄
2.1.4 粉じんの曝露限界
2.1.5 粉体の有害性の予測
2.1.6 粉体の吸入毒性試験
2.2 粉体と環境
2.2.1 粉体としての大気エアロゾル粒子
2.2.2 大気エアロゾル粒子の起源
2.2.3 エアロゾル粒子の形態
2.2.4 エアロゾル粒子の放出量
2.2.5 エアロゾル粒子の粒径分布
2.2.6 粒子に含まれる成分
2.2.7 環境への影響


第2編 図説編
1 金属のその原料 39粉体(アイウエオ順)
亜鉛末・アトマイズケルメット粉・アトマイズ青銅粉・アルミニウム粉・他

2 セラミック原料・研磨剤 68粉体(アイウエオ順)
アルミナ・アロフェン・イットリア部分安定ジルコニア・温石綿・蛙目粘土・他

3 電気・磁気材料 52粉体(アイウエオ順)
アセチレンブラック・アルミナ単結晶微粉・塩化バリウム・黄色酸化鉄・他

4 充填剤・顔料・塗料 94粉体(アイウエオ順)
亜鉛華・アクリル粉体塗料・亜酸化銅・一酸化鉛・ウイスカー状炭酸カルシウム・他

5 高分子 18粉体(アイウエオ順)
MBS樹脂・アクリルビーズポリマー・塩化ビニール樹脂・塩ビ加工助剤・他

6 製紙 10粉体(アイウエオ順)
カオリン・カチオン化澱粉・活性白土・酸化澱粉・ジークライト・硫酸バリウム・他

7 食品 16粉体(アイウエオ順)
可溶性でんぷん・グルタミン酸ナトリウム・コーンスターチ・小麦粉・他

8 医薬品・化粧品・農薬 79粉体(アイウエオ順)
L-システイン・NAC原体・亜鉛華・アスピリン・アセトアミノフェン・他

9 工業薬品・雑貨 31粉体(アイウエオ順)
アンチオフセットパウダー・塩化カルシウム・二硫化モリブデン・球状活性炭・他

10 土木・建築材料 27粉体(アイウエオ順)
アルミナセメント・石綿・エコセメント・寒水石・きら・高炉スラグ・他

11 最近の微粒子 11粉体(アイウエオ順)
雲母超微粉砕粉末・ガンマアルミナ・高純度超微粉マグネシア・酸化マグネシウム・他

12 環境・資源・エネルギー 9粉体(アイウエオ順)
アスペスト粉じん・カラミ鉄精鉱・高炉スラグ・重油灰・赤泥・銅スラグ・他

13 標準粉体 29粉体(アイウエオ順)
フタル酸ジオクチル・アリゾナテスト・MIRAダスト・NBSガラスビーズ・他

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